所長あいさつ
後期高齢者を迎えた私の今後のサービス
沖縄にUターンし、知的財産を通して郷里に恩返しすべく弁理士の仕事を始めてから、早いもので、もう後期高齢者となりました。しかしながら長年の経験から、発明に対する考え方も変わって来ました。弁理士として代理するだけでは不充分で、発明者と一緒になって考え、権利化に際しての特許請求の範囲や請求項の内容も熟慮するという態度が不可欠だと思うのです。
これまでの特許出願を見ると、発明が未完成であるのに、気づかずに出願してしまうケースが多いようです。その結果、請求項の記載が狭くなり、損して仕舞うとか、特許が取れないとか、弁理士の熟慮や綿密な相談が不足しているのが原因です。
本日、発明者の主催するパーティーに呼ばれて感じたのですが、特許出願する際の弁理士の知恵や熟慮の大切さが、発明者の権利の強さや広さ、損得に大きく影響するということです。
このような考えに気づいたのは、「若いことは素晴らしいことだが、成熟して経験豊かだというのもそれに劣らず望ましいことである。」という一文に接したからです。
弁理士としての長年の沢山の経験や専門知識から学んだ知恵の重要性を発明者の利益に還元することが必要です。私の人生最後の弁理士活動における最重要課題と思って取組みたいと決断しました。
写真は、ぬちまーすの製塩工場から見た初日の出とライフワークとして某小学校等で行った出前授業の様子です。
平成31年4月10日 弁理士 福島康文
お知らせ
- 「弁理士から一言(お得な情報)」を掲載しました。
- 「新スタッフ(弁理士)の追加について」を掲載しました。
- 「海水浴時の人命救助フロートのアイデア」を追加しました。
- 「当事務所で出願し商品化した人気商品」の紹介記事を掲載しました。
- 2015年3月6日に宮古新報に記事が掲載されました。
- 2015年2月20日に宮古毎日新聞に記事が掲載されました。
- 沖縄県那覇市「福島特許事務所」ホームページを公開しました。