所長あいさつ
後期高齢者を迎えた私の今後のサービス
当事務所のポリシーは「困っている人をほっておけない町の相談法律家」です。
沖縄にUターンし、知的財産を通して郷里に恩返しすべく弁理士の仕事を始めてから、早いもので、もう後期高齢者となりました。しかしながら長年の経験から、発明に対する考え方も変わって来ました。弁理士として代理するだけでは不充分で、発明者と一緒になって考え、権利化に際しての特許請求の範囲や請求項の内容も熟慮するという態度が不可欠だと思うのです。
これまでの特許出願を見ると、発明が未完成であるのに、気づかずに出願してしまうケースが多いようです。その結果、請求項の記載が狭くなり、損して仕舞うとか、特許が取れないとか、弁理士の熟慮や綿密な相談が不足しているのが原因です。
本日、発明者の主催するパーティーに呼ばれて感じたのですが、特許出願する際の弁理士の知恵や熟慮の大切さが、発明者の権利の強さや広さ、損得に大きく影響するということです。
このような考えに気づいたのは、「若いことは素晴らしいことだが、成熟して経験豊かだというのもそれに劣らず望ましいことである。」という一文に接したからです。
弁理士としての長年の沢山の経験や専門知識から学んだ知恵の重要性を発明者の利益に還元することが必要です。私の人生最後の弁理士活動における最重要課題と思って取組みたいと決断しました。
弁理士 福島康文
地元とともに歩み続けて27年
知的財産に関するお悩みを聞かせてください
知的財産権は単に取得すれば良いのではなく、事業に貢献して初めて意味をなします。そのため、私たちはこれまでの経験を活かし、知的財産権の手続きだけに留まらず、事業展開を踏まえた相談まで、ご依頼者様の要望に幅広く対応しております。 特に沖縄は、ウチナーグチや特有の生物資源など、地域特有の知的財産があります。このような沖縄の知的財産は、沖縄の文化や歴史を踏まえないと十分な権利取得ができない可能性があります。
福島特許事務所は、知的財産の権利化はもちろんのこと、その権利を活用した沖縄での創業・新規事業の支援をしていきたいと考えております。
幅広い経験を有する、沖縄出身の弁理士が担当します。気軽にご相談ください。
事務所概要
- 事務所名
- 福島特許事務所
- 創業
- 平成6年
- 所長
- 弁理士 福島 康文
- パートナー
- 弁理士(特定侵害訴訟代理可能) 西平 守秀
- 樋川オフィス(本所)
- 〒900-0022 沖縄県那覇市樋川1丁目1-47 羽地ビル3階
- 久茂地オフィス(分所)
- 〒900-0015 沖縄県那覇市久茂地2丁目13-3 仲松ビル3階
- 業務内容
- 特許・実用新案・意匠・商標の出願、訴訟代理、知財経営コンサルタント
- 人員構成
- 弁理士:2名 事務スタッフ:3名
所属弁理士のプロフィール
所長 福島康文

略歴
- 出身
- 徳之島生まれの南大東島育ち
- 昭和18年12月
- 県立鹿児島工業高校卒業(機械科)
- 昭和43年
- 東京電機大学二部電気通信工学科卒業
- 昭和42年
- 富士通(特許部)を退職
- 昭和47年
- 昭和47年(復帰の年)に弁理士試験に合格
東京で開業 - 平成6年~
- 那覇に移転。
2月から「日曜発明教室」を開催。平成21年12月190回で終了
7月から沖縄タイムスの「発明くふう」を連載。平成21年12月789回で終了
琉球大学工学部(工業所有権法)、沖縄大学(知的財産法):各非常勤講師。終了
沖縄県商工会連合会、沖縄県商工会議所:各エキスパート。(現在に至る)
沖縄総合事務局地域経済課主催:出前授業、セミナー講師。終了
沖縄県発明協会主催:出前授業、発明相談会講師(現在に至る) - 平成21年4月
- 特許庁長官賞受賞
- 平成23年7月
- 沖縄タイムス賞(産業賞)受賞
- 平成24年6月
- 沖縄県工業連合会よりオグレスビー氏賞受賞
- 平成26年6月
- 沖縄県工業連合会より出前授業の実施功績賞受賞
パートナー 西平 守秀

略歴
- 出身
- 沖縄県北谷町育ち
- 学歴、その他資格
- 北谷第二小学校→昭和薬科大学附属中学校・高等学校
→立命館大学理工学部ロボティックス学科
→立命館大学大学院情報システム学専攻博士前期課程
(社会人経験後)
→立命館大学大学院テクノロジー・マネジメント研究科博士後期課程
特定行政書士
修士(工学)、博士(技術経営)
教職免許取得(第一種:高校-工業)
立命館大学理工学振興会奨学生
日本学生支援機構 大学院第一種奨学金返還免除(全額)
立命館大学大学教員準備セミナー修了 - 職歴
- ・ 株式会社 日立製作所研究開発本部にて、医療ロボットの研究開発、マーケティングに従事。
・ 東京の特許事務所にて主に特許出願、中間処理に携わる。
・ 通信系ベンチャー企業の立ち上げ、大学発ベンチャーにて特許管理、技術コンサル業務に従事。
・ 帰沖後、550床規模(グループ全体)の医療機関の法人本部にて経営企画、組織変革に携わる。
・ 今現在、福島特許事務所に所属。 - 研究活動
- ・ 立命館大学グローバルMOT研究センター客員研究員
・ ベンチャー・中小企業における組織連携、新事業戦略、経営戦略に関する研究活動に従事
主な研究実績(筆頭著者・査読付き論文のみ掲載)
・ 西平守秀(2012)「中小企業の医療機器分野参入における医工連携に関する研究-滋賀県での中小企業と医療専門家との認知ギャップ調査-」『中小企業のイノベーション』日本中小企業学会誌,同友館,pp.189-202.
・ 西平守秀,名取隆(2013)「中小企業の医工連携に関する研究:中小企業の企業家的志向性が突き動かす医工連携参加」『ベンチャーレビュー』日本ベンチャー学会誌,22巻,pp75-89.
・ 西平守秀,名取隆(2013)「中小企業の医療機器分野参入における医工連携に関する研究-探索的検討:医療ニーズの知識情報移転プロセスを捉える分析的視点-」日本経営診断学会論集,Vo1.13,pp75-81.
・ 西平守秀,名取隆(2015)「起業家的志向性と中小企業の医工連携参加」日本ベンチャー学会誌,25巻,pp61-66.
その他、研究発表多数
所属学会:日本ベンチャー学会、日本経営システム学会、日本医療マネジメント学会 - 仕事内容
- ・ 商標、特許、意匠などに係る相談、申請
・ 知的財産権に関する経営相談(特に中小企業・ベンチャーの新事業戦略) - 私の夢
- 私は、知的財産権の取得を通じてお客様の成長・変革まで全力でサポートしたいと思っております。私の夢(ビジョン)は次の3つです。
私は、沖縄で一番、経営のことまで相談できる知的財産権の専門家になります。
私は、お客様の新事業・起業を全力で応援する身近な存在になります。
私は、常にお客様に真摯であり、学び考え続ける人となります。 - 趣味
- いろいろな方と雑談すること、読書、温泉。いろいろと気軽に相談して下さい。
ポリシー